160824_fruit 県産果物と野菜を使った食べ物や土産品が並ぶ「和歌山フルーツフェスタ」が8月28日(日)、和歌山城西の丸広場で初めて開かれる。農家や飲食店経営者らでつくるフルーツファーム和歌山推進協議会主催。田中啓友代表は「和歌山には魅力的な食べ物がたくさんある。農家と飲食店の力を結集させ、和歌山がにぎわう一大イベントにしたい」と笑顔を見せる。

 紀の川市で桃やいちごを栽培する田中さんらが発起人となり、5月に立ち上げた協議会。和歌山の食を生産者から直接受け取り、とれたてを味わえる場にしようと、産直市場や観光農園、バーベキュー広場をもつテーマパーク「フルーツファーム和歌山」を同市に造る計画で、今回はその第一歩として企画した。

 フェスタでは、ジェラート、クレープ、ハンバーガー、和歌山ラーメンの飲食店のほか、農家による直売など約30店が出る。よさこい、和太鼓のほか、午後1時から女優の武田杏香さんによるステージイベントも。

 今後2ヵ月ごとに地域を変えて開催予定で、次回は加太で開く。同協議会特別顧問の松本講大さんは「フェスタでしか食べられない限定料理もあります。地域活性化を考える若者にも参加してもらい、一緒に盛り上げられれば」と話している。

 午前9時~午後4時。また、当日の運営を手伝うボランティアを募集中。紀の川フルーツファーム、田中さん(0736・73・5334)。

写真=初開催に向け意気込み充分なメンバー

(ニュース和歌山2016年8月24日号掲載)