スポーツや楽器演奏など、それぞれの得意技を発表する「チャンピオン集会」が2月20日、海南市鳥居の内海小学校で開かれた。腕に覚えのある児童たちが披露し、山形拓史校長は「勉強以外でキラッと輝くものを発表することで自信につながる。他の児童も『これなら自分もできるかも』と刺激を受けていました」と目を細めていた。
ピアノ、ダンス、なわとびなど、授業以外で磨いている特技や趣味を年に1度持ち寄る会。14年前に始まり、過去には円周率や般若心経など、暗記したことを発表する児童もいた。
今年は1~3年の個人やグループ8組が、全校児童197人の前に登場。3人が側転を披露するグループでは、技が決まると大きな拍手がわき起こり、リコーダーの2重奏や、ピアノの発表では、児童は静かに聞き入っていた。
ピアノを弾いた3年の小山緋衣菜さんは「友達が見ているので、ピアノ教室の発表会より緊張しましたが、うまく弾けた」とにっこり。なわとびを見せた新井凰介くんは「来年はあや二重跳びをしたい」と意気込み、他の発表を見て、「自分はピアノを弾けないのですごいと思った」と讃えていた。
写真=全校児童の前でおおなわを披露
(ニュース和歌山/2018年3月3日更新)