和歌山県と県観光連盟はサイクリング王国「わかやま800」をPRするため、県内の観光地を自転車で走る動画を2種類製作。インターネットの動画共有サイト、ユーチューブで9月6日、公開を始めた。
映像は、生石高原やあらぎ島、円月島をロードバイクで疾走するローディー編と、高野山や紀の川サイクリングロード、川湯温泉をサイクリストの日向涼子さんが巡る女子旅編がある。いずれも観光地の魅力を1分間に凝縮した。
県はブルーラインと名付けた800㌔のサイクリングロードを今年度中にほぼ整備。また、各地の道の駅や温泉、宿泊施設などの協力を得て、自転車用スタンドや応急修理のために工具を貸し出すサイクルステーションが68ヵ所で運用されている。同連盟は「和歌山は起伏のあるコース、ないコースとも設定でき、海山川どこでも楽しめる」とアピールする。
この動きと並行し、紀の川筋で紀の川エリア観光サイクリング推進協議会が「食べちゃえ!きのかわ ぐるリンラリー」の第2弾を開催中。きのかわグルメサイクリングマップ掲載の3店舗以上でシールをもらって11月30日までに応募すると、折りたたみ自転車や特産品などが当たる。
同協議会は「紀の川沿いは道が平らで、根来寺や粉河寺と史跡が多いので遠距離も楽しめます」とすすめる。同協議会(0736・61・0014)。
(ニュース和歌山/2017年9月16日更新)