ヨガのポーズをいくつか紹介してきた連載も最終回。難度の高い2つのポーズを伝授します。どちらも3~4回繰り返すことをおすすめします。ただし、妊娠中や腰に持病がある人は、大きな負担がかかるかもしれないためお控えください。

 

①鋤(す)きのポーズ

鋤(す)きのポーズ

 仰向けになり、膝をお腹まで曲げます。腰を手で支えながら高く上げ、安定したらゆっくり足を頭の方へ伸ばし、つま先を地面に。2分間キープしたら、楽な体勢に戻します。

★効果…自律神経を整えます。また、喉や首周りを動かすため、血流が良くなり、肩こりや首こりもすっきり。アンチエイジングにもなります。

 

 

 

②弓のポーズ

弓のポーズ

 うつ伏せになり、両足をしりに向けて曲げ、足首を持ちます。鼻から息を吸い、お腹を中心に上半身と下半身をゆっくり持ち上げます。あごを上げ頭を背中の方に伸ばし、2分間体を大きく反らせましょう。その後、体の力を抜いてリラックス。

★効果…肩こり解消や猫背の矯正、お腹やしりの引き締め効果、足のむくみや冷え性、内臓機能の改善が見込めます。

 

 

 

 ポーズ①は体の背面を、②は前面を伸ばすので、セットで行うことが効果的です。もちろん、無理はしないでくださいね。   

 ヨガは予防健康法。毎日、朝や夜寝る前に行えば体も心も充電でき、健康維持につながります。できる範囲で構いませんから、ぜひ日常に取り入れてください。

インド式ヨガ代表 ガネーシュ・ギリ

(第1~4土曜掲載。バックナンバーはニュース和歌山HPで見られます。6月は和歌山市生活学校連絡協議会の山路さよ子会長です。お楽しみに!)

(ニュース和歌山/2023年5月27日更新)