笑いで明るさと元気を
方位除けで知られる海南市大野中の春日神社で11月25日㊏午後1時半から、「あで~御守」のお授けが始まる。おばちゃん姿でおなじみの落語家、桂枝曾丸さんの顔を大きく配しており(円内写真)、枝曾丸さんは「戦争や物価高など暗い話題が多い。お守りを見て『あで~、かえらしよ』とひと笑いしてもらえたらうれしい」と願いを込める。
「どこかホッとでき、親しみがあった」と長年参拝を続ける枝曾丸さん。今夏、社会に閉そく感を抱いていることを三上秀信宮司に打ち明け、2人は「世の中が明るくなり、皆さんの安心につながれば」とお守りを考案。緑が多い神社にちなみ、鮮やかなグリーンの布地にイラストを入れ、ふっくらと仕上げた。
お守りは和歌山弁落語の奉納後に、枝曾丸さんが直接授ける。三上宮司は「落語会とお守りで、笑って元気になってもらいたい」と話している。
落語観覧無料。お守りは800円。同神社(073・483・7547)。
(ニュース和歌山/2023年11月11日更新)