提案者:西風 秀一(わかコンプロジェクト代表)
独身男女の出会いを応援する恋活イベントや婚活パーティーを和歌山で開いています。1対1から300人規模の出会いまで様々なイベントを行っています。こだわりは全国どこでもできるものではなく、地域に密着していることです。
毎年クリスマスには、サンタクロースの衣装を着て和歌山城を掃除する恋活イベントを。今は、山東地区の地域おこしに取り組む山東まちづくり会と協力し、植樹ボランティアをしながら1年かけて参加者に愛を育んでもらうイベントも開いています。婚活を通じて和歌山をもっと好きになってもらい、和歌山で結婚して幸せな家庭を築いてほしい。それが願いです。
今まで開いたイベントには1919人の男女が参加し、230組のカップルが誕生しました。多くの参加者を見て思うのは、女性はおしゃれをして来ているのに比べ、男性は無頓着な人が多いこと。パーカーやトレーナー、破れたジーンズなどカジュアルすぎる格好で来る男性も多く、そのせいで、出会いのチャンスを逃してしまっているように思えてなりません。
そこで、出会いの幅を広げるために「独身男性ナルシスト化促進法案」を提案します。男性の周りにいる親や兄弟、友達は服装や髪型の前向きなアドバイスをしてください。婚活イベント会社もイベントを開くだけでなく、その人の魅力を引き出し、より輝ける提案をします。また、男性自身は月1回、積極的にウインドーショッピングしたり衣料品店へ出掛け、センスを磨いていきましょう。
ここで言うナルシストは、うぬぼれでなく自分に興味を持ち、少しでも自分の魅力に気づき、自信を持つこと。恋活・婚活イベントは数時間の勝負。やはり見た目の第一印象も重要になってきます。少しのナルシシズムで自分の「かっこよさ」を引き出し、お付き合いや結婚への一歩を踏み出してほしい。おしゃれをして自分をもっと好きになり、和歌山で素敵な出会いを見つけていきませんか?
この法案にご意見を
「賛成・反対・どちらでもない」のご意見とその理由、氏名、年齢、職業、住所、電話番号を書いてお寄せください(匿名希望の場合、その旨も)。次号以降掲載します。抽選で毎月3人に1000円分のクオカードを贈ります。
なお、皆さんからの「和歌山よくする法案」も募集中です。
【応募先】
編集部「よくする法案」係
郵送=〒640・8570ニュース和歌山
FAX=073・431・0498
メール=nwtoko@nwn.co.jp
法案への読者の声
6月6日号掲載 景観配慮にちょっとご褒美
街の景観と調和を考えた建物を造った場合に、景観配慮に対するご褒美がもらえるようにして、美しい街並みを創りましょう。(デザインユニット リ・ビーンズ・岡公美)
◎都道府県、郡市町村それぞれにふさわしい「色」というものがある。その色を各地の住民が投票などで決めて、最も支持ある色を統一して使用する、というのであれば賛成。住民全員が出した答えであり、愛着がわく。また、都道府県内での色の重複を避けることで、「A県A市は何色」と見分けもつき、都道府県民にも分かりやすくて良い。(契約社員 川﨑健太・32歳)
◎美しい紀の国和歌山は、山と海に恵まれ、他の国より心が満たされる。また、その色彩のバランスが心をフレッシュにしてくれ、紀の国は素晴らしいと心に深く刻まれる。美しい外観は、美しい人柄をつくると信じている。大いに賛成。(俳画講師 匿名・83歳)
◎想像しただけできれいな街並みが頭の中に浮かんできたので、とてもいいと思った。きっと訪れた人に喜んでもらえると思う。(会社員 匿名・36歳)
5月9日号掲載 「商店街復活へ給与を商品券に」
街の景観と調和を考えた建物を造った場合に、景観配慮に対するご褒美がもらえるようにして、美しい街並みを創りましょう。(デザインユニット リ・ビーンズ・岡公美)
◎寅さん映画には、現代の日本が失った人情の厚さや人柄の良さが詰まっていて私も大好きだが、強制的に商店街を復活させようとしても無理がある。なぜなら、これは日本全体の根本的な経済構造の問題だから。郊外の大型店舗開店により、商店街は個人商店や老舗が疲弊し、姿を消している。本法案の主旨には賛成だが、もっと自然に商店街や人情が復活する方法はないものか。(塾講師 中川祐一・57歳)
5月16日号掲載 「ボランティア銀行を各地域に」
◎ボランティア活動は、まさに無償の奉仕であり、強制されて参加するような主旨のものではない。また、危機管理面から考えて、病院や買い物に行くには、できるだけコミュニティーバスなどの公共交通機関を利用する方が良い。それでも不便なら、例えば、児童登校後のスクールバスを買い物ツアーや病院行きに活用するのも1つの手。このようなことを解決するには、自分たちだけでなく、行政のケースワーカーの力を借りるなどして解決するのが良いように思う。(無職 匿名・69歳)
(ニュース和歌山2015年6月13日号掲載)