獣医師による手術のサポートや、入院中の動物の世話、リハビリ、さらに、飼い主の不安がなくなるよう病気やケガの状況を説明する、ペット専門の看護師を紹介します。

 一昨年に新しくできた国家資格「愛玩動物(ペット)看護師」を取得し、岩出市の動物病院で働く北谷祐比さん(22)に聞きました。

──何をするんですか?

 「診察中の動物が動かないように抱いたり、血やおしっこの検査をしたりと、獣医師のお手伝いです」

──なぜこの仕事に?

 「6歳の時、飼っていた犬が病気になり『私が助けてあげられたら…』と悔しく思ったのがきっかけです」

──目指す子にひと言。

 「動物は人間と同じでみんな性格が違います。当然言葉が分からないので、表情や体の状態などをよく観察し、それぞれに合った接し方を見つけるのが大事です。あと、動物が大好きな気持ちを忘れないでくださいね」

(ニュース和歌山/2024年9月14日更新)