皆さんは普段、帽子をかぶりますか? 日差しをよけたり、おしゃれに使ったりと、用途は様々ですね。今回は、紀の川市打田にある紀之川製帽の工場で、帽子づくりを見学してきました。

①注文を受ける

業者さんから注文と一緒に商品のイメージを受け取り、パソコンでデザインします。

②生地づくり

 デザインをもとに生地を編みます。写真の機械を使うと15〜20分で1つ分の生地ができます。

③金型で成型

 帽子の形にするため、100種類以上ある金型からピッタリな物を選び、生地をかぶせて熱し、形が整ったら冷まします。

④仕上げ

飾りを付けたら、もう一度金型にかぶせ、しわを伸ばして完成。

 

紀之川製帽 専務取締役 守岡 廣幸さん

 「1970年から帽子を作ってきました。ここでできたものの多くは、全国の百貨店で販売されています。ちなみに、生地を作る織機は同じ和歌山の企業、島精機製作所のもの。つまり、帽子も、それを作る機械も、すべてが「メイドイン和歌山」なんです。

 

 

 

 

(ニュース和歌山/2024年10月12日更新)