玉津島神社隣に
和歌の浦の歴史文化情報発信や観光案内、交流拠点として利用できる和歌の浦あしべ庵が9月29日、和歌山市和歌浦中の玉津島神社隣接地に誕生した。
1929年に和歌山綿布の福島嘉六郎社長が別荘として建設。数寄屋造りの母屋と離れ、庭園で構成し、奠供(てんぐ)山の岩肌を借景にしたのが特徴だ。2020年に市が買い取り、整備を進めていた。名称は一般公募で選ばれた。
総面積は約2680平方㍍。建物内には和歌浦周辺の古写真展示やイベントスペースを、また、庭園から奠供山の山道へとアクセスできるよう通路を整備した。市都市再生課は「観光客と地域住民の交流の場になってほしい」と願っている。
午前10時〜午後4時。入場無料。㊊休み。
(ニュース和歌山/2024年10月12日更新)