ユニークな手作りはにわの人気を競う「HANI—1(はにわん)選手権〜21世紀の埴輪王は君だ!」の作品が和歌山市岩橋の紀伊風土記の丘で展示され、7月26日(日)まで投票を受け付けている。また、7月20日(月)には2250㌘のねんどを使ってはにわを作る「HANI—1選手権スーパーヘビー級」を初開催。萩野谷正宏学芸員は「大きいはにわは作りがいも見応えもあります。個性あふれる作品に出合えるのが楽しみ」と話している。
2013年に始めたHANI—1選手権は、教室参加者の作品を集め、来館者に投票してもらうもの。今回は4〜5月に作られた125点が資料館ロビーにずらりと並び、猫や恐竜、人型などのはにわが、どこかとぼけた表情で出迎える。
スーパーヘビー級は、従来の選手権のはにわが一体750㌘なのに対し、3倍に当たる量を使い、高さ20㌢ほどのはにわ作りに挑戦する。実際のはにわ同様、輪状の粘土を重ねて仕上げるのがルールで、テーマは自由だがオリジナルに限る。投票は8月13日(木)〜8月16日(日)に実施する。
萩野谷学芸員は「HANI—1選手権はリピーターが多く、子どもだけでなくカップルや家族連れなど幅広い世代に参加してもらっている。大きいものは難度が高いので、ぜひチャレンジを」と呼びかけている。
スーパーヘビー級は午前10時から。小学生〜一般対象。900円程度。希望者は同館(073・471・6123)。先着30人。
写真=個性的なはにわ125点がずらりとお出迎え
(ニュース和歌山2015年7月4日号掲載)