風鈴の涼やかな音色を楽しみながら海南市内の神社をめぐる「かいなん夢風鈴まつり」が今年も８月１日（土）～８月15日（土）に開かれる。６回目の今年は新企画として、会場となる10神社と海南市物産観光センター、紀州漆器伝統産業会館の12ヵ所を走って回る「夢風鈴マラニック」を初開催。実行委は「真夏の過酷な環境ですが、こまめに水分補給し、各神社でいやしパワーをもらいましょう」と呼びかけている。
マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語で、順位やタイムを競わず、景色を楽しんだり、途中で食事を取りながらみんなでゴールを目指すもの。夢風鈴まつり実行委メンバーの池原弘貴さんは、海南市と高野山間約50㌔で２０１２年からマラニックを開く実行委でも活動することから発案した。
８月９日（日）午前９時にＪＲ海南駅出発。市内10神社を時計回りにめぐり、午後１時ごろ、駅に戻る予定。池原さんは「海南市に住んでいる人でも身近な神社について知らない人が多い。地元の良いところに気づいてもらう機会になれば」と願う。
夢風鈴、飲料付きで３０００円。定員30人。希望者は７月31日までに氏名、住所、電話番号、生年月日を池原さん（ＦＡＸ０７３・４８２・７７８８、メールhiroki@ikeshoo.jp）へ。
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夢風鈴まつりの内容は次の通り。
出発式＝８月１日午前９時、紀州漆器伝統産業会館。わんだーらんどの漫才、海南高校生による書道パフォーマンス、風鈴蒔絵体験（１０００円、先着20人）など
▽スタンプラリー＝８月１日～８月15日。期間中、神社など指定の７ヵ所でスタンプを集めると抽選会に参加できる
▽風鈴寄席＝８月９日午前11時から宇賀部神社（小野田）、午後３時から伊勢部柿本神社（日方）。落語のほか、ゲーム大会とバルーンアート体験がある。無料
▽夢風鈴展示会＝８月１日～８月15日、海南駅前一番街商店街。絵手紙サークルコスモスの展示。詳細は実行委（０７３・４８２・４３６３、海南商工会議所内）。
（ニュース和歌山2015年7月11日号掲載）
