提案者:高橋 義一(HP「紀北もんドットコム」運営者)
紀北筋の無料ポータルサイト「紀北もんドットコム」を運営している高橋と申します。提案させて頂く法案は、和歌山県民による、和歌山県だけの「和歌山ギネスブック」の製作です。和歌山県の土地、特産、名物、珍品、名人など、和歌山県の記録のみを集めた、本の発行を行います。
熊野古道や湯の峰温泉などの歴史的ギネスや、那智の滝や高野山の観光地ギネスはもちろん、梅干しの種飛ばしやみかんの早食いといったおもしろギネス、巨大な将棋の駒や麻雀牌から、和歌山最高齢の人や最も身長の高い人、和歌山でとれた巨大魚や巨大な野菜、出演者が和歌山一多いイベントなどなど、アイデア次第で数多くの和歌山県を生かした記録が生まれると思います。
県が主体となり、正式な和歌山ギネス監査員がチェックした公式記録だけが掲載されるよう徹底し、毎年発行します。
このギネスブックは県内全ての市町村、県民や団体、事業者などが平等に挑戦、参加することが可能であるため、掲載を目指し様々な方が知恵を絞り、楽しんで参加できる上、年齢や性別問わず、本気で何かに挑戦する意欲や努力を育むことが可能であり、生涯チャレンジできる県民共通の目標になるのではないでしょうか。
和歌山ギネスブックに認定されるという肩書きは、その人にとって大きな自慢であり、誇りになると思います。たくさんの方が、この和歌山ギネスブックに挑戦することにより、意欲と笑顔あふれる、県民全体の活性化にもつながる1つの手段、目的としてなり得るのではないかと考えます。
当提案書を最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。賛否両論様々なご意見を、お気軽に頂ければと思います。当法案を実際に取り入れて頂ける、和歌山県関係者の方もぜひよろしくお願い致します(笑)。
写真=那智の滝など和歌山一を網羅した本を作成
この法案にご意見を
「賛成・反対・どちらでもない」のご意見とその理由、氏名、年齢、職業、住所、電話番号を書いてお寄せください(匿名希望の場合、その旨も)。次号以降掲載します。抽選で毎月3人に1000円分のクオカードを贈ります。
なお、皆さんからの「和歌山よくする法案」も募集中です。
【応募先】
編集部「よくする法案」係
郵送=〒640・8570ニュース和歌山
FAX=073・431・0498
メール=nwtoko@nwn.co.jp
法案への読者の声
7月18日号掲載 和歌山ラーメンに次ぐ自慢品を
地産地消のエースである「和歌山ラーメン」に次ぐ特産品として、身近にたくさんある「いいもの」を見直し、自慢しましょう。(和歌山大学システム工学部准教授・床井浩平)
◎和歌山と言えば、昔から海あり山あり川ありの自然豊かで風光明びな土地で、しょうゆ、みそ、みかんなどたくさんの特産品がある。しかし、良いものがあってもPRが苦手なのか、観光客が押し寄せるまでには至っていない。みかんは愛媛に押され気味だし、こんなに素晴らしい紀州和歌山をラーメンの認知度だけで終わらせてはいけない。(無職 池田勉・64歳)
◎和歌山に素晴らしい特産品があるのは、県民なら周知のことだが、それを全国に発信するとなると自信が持てないのだろう。紀州和歌山と言えば徳川御三家の城下町であり、熊野詣でを通じて京都、朝廷ともつながりの深い地であるが、そういう誇りも自信もいつの間にか失せ、「和歌山」という言葉を冠するだけで「いなか者」というマイナスイメージが定着してしまった。そこで思い切って「和歌山有田みかん」「和歌山南高梅梅干し」「和歌山マグロ」など、すべての名物に「和歌山」という名称をつけたらいかがか。国体開催にあたり、これを機に「和歌山ブランド」に大いに自信を持ちたい。(塾講師 中川祐一・57歳)
◎私は就職活動をしていた時、自分の長所を一つでも多く見つけ、自分を売り込もうとした。れと同じように、和歌山はいいところがたくさんあるので、皆で自慢の品を他県に売り込みたい。(会社員 匿名・36歳)
7月4日号掲載 「年2回 友ヶ島一斉清掃の日を」
◎友ヶ島へのアクセスや島の現状を見てもらう上でも、年2回、多くの人に島へ渡ってもらうことは大変いい機会になる。できれば市観光課をはじめ、加太観光協会、友ヶ島汽船などの関係者も協力して、灯台開放の日に実施し、スタンプラリーなどのイベントも取り入れたら楽しい行事になるのでは? 例えばゴミ袋1つでポイント1つ、灯台や砲台跡、展望台にもスタンプを置いて、5つそろえば記念品がもらえるとか。ゴミは大阪湾から漂着したものや、キャンプで使った金網やハサミ、炭などさまざま。ぜひみんなで島へ渡りましょう。(無職 匿名・69歳)
◎国立公園である友ヶ島をもっと売り出さなくてはならないと思う。それにはまず、乗船場に車で来る人のための駐車場の確保が必要。島での動物の飼育、バンガローの設置、日を定めての釣り大会などで楽しみいっぱいにして、皆がこぞって来てくれる宝島にしようではありませんか。(主婦 匿名・70歳)
◎清掃については賛成。しかし、年2回と言わず、週1回のペースですべきだ。仮にも友ヶ島は和歌山県の観光地であり、年2回程度では、観光地の整備がなされているとは言い難いのではないだろうか。清掃範囲もあらかじめ、「1週目はA地区、2週目はB地区…」などと決めて行うことで、清掃活動にメリハリが付けられる。また、年代を問わず、観光地の清掃に関心ある人を広く集めて行えば、地元への貢献にもつながると思う。(契約社員 川﨑健太・32歳)
◎友ヶ島ブームの裏で、漂着するゴミ問題の深刻化が大きな課題になっていると、テレビで見たことがある。ボランティアによる清掃活動は有効手段であるが、メンバーを見ると加太に関係のある人たちが半数以上を占める。年2回という頻度で今後続けていくには、メンバー確保が難しいのではないだろうか。(主婦 匿名・30歳)
(ニュース和歌山2015年8月1日号掲載)