和歌山市と大阪府阪南市を結ぶ第2阪和国道の一部区間(大谷ランプ~平井ランプ)が9月12日、開通した。
2003年に紀の国大橋が架かり、和歌山市元寺町から大谷まで、11年には阪南市自然田から岬町の淡輪ランプまで延伸された。国体までの全線開通を目指したが、間に合わず、完成区間のみ先行して供用を始めた。
今回は県道粉河加太線と接続する大谷ランプから宅地開発が進むふじと台までの1・8㌔。ふじと台につながる市道中平井線(1・6㌔)も完成し、並走する国道26号の渋滞緩和が期待される。なお、125㏄以下のバイク、自転車、歩行者は通行できない。平井ランプ―淡輪ランプ間の7・6㌔は来年度の供用開始予定。
また、京都、奈良、和歌山を結ぶ京奈和自動車道の岩出根来インターチェンジも同日開通。京奈和道と阪和道の接続は来年度の見込み。
写真=渋滞緩和に期待がかかる
(ニュース和歌山2015年9月19日号掲載)