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 南海電鉄は加太名物の鯛をモチーフにした絵馬(写真)を制作し、地元飲食店に持参すると特典が受けられる「たべタイ!めぐりタイ!かなえタイ!加太さかな線むすびタイ絵馬」キャンペーンを10月3日に始めた。

 南海電鉄と加太観光協会、磯ノ浦観光協会が共同で進める「加太さかな線プロジェクト」の一環。絵馬は加太線の利用者を対象に、加太駅で配布している。利用後は裏面に願いごとを書いて加太駅に飾ると、キャンペーン終了後に同社が淡嶋神社へ奉納する。

 大阪屋ひいなの湯、休暇村紀州加太、加太海月、飲食店のいなさ、満幸商店の5店が食後のドリンクやデザートを提供する。このほか、鯛を使った限定メニューや、地元の新名物として開発した「黒穴子にあい定食」も登場する。

 南海電鉄は「この秋は、加太に来ていただいて、おいしいタイを食べて、あなたの願いを叶えていただきタイ!」。11月29日(日)まで。同社(06・6643・1005)。

(ニュース和歌山2015年10月10日号掲載)