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 絵本と一日中ふれあえる「えほんマルシェ」が11月23日(月)、有田川町下津野の地域交流センターALECで初めて開かれる。作家と交流するワークショップや絵本4000冊の即売会のほか、菓子や雑貨などの20店が並ぶ。実行委で絵本まちづくり協会の三角治理事長は「子どもの心を豊かにする絵本。読んだり、描いたり、家族でゆっくりくつろいで」と話す。

 子育てしやすい町にと4年前から絵本コンクールや原画展、作家のサイン会を開く同町。今回は町内外の人に絵本にふれてもらうため、同町教委、県書店商業組合らが実行委をつくり企画した。

 目玉は『おとうさんはウルトラマン』で人気の宮西達也さんと、『もったいないばあさん』で知られる真珠まりこさんによるトークショー。このほか、うささんや後藤仁さんら10人の作家が豆本やTシャツ作り、窓ガラスに絵を描くワークショップなどを行う。

 即売会は名作や新作4000冊が勢ぞろい。ALECで貸し出す本は芝生広場で自由に読め、絵本に登場するキャラクターに変身するブースやお化け屋敷も楽しめる。

 広報担当の万谷絵美さんは「大人でも読むと心にぐっとくる作品がたくさんある。親子だけでなく、カップルや友達で来て、絵本を身近に感じてほしい」と語る。

 午前10時~午後4時。JR藤並駅から無料送迎あり。ALEC(0737・52・4730)。

(ニュース和歌山2015年11月14日号掲載)