紀三井寺

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 西国三十三所第2番札所の紀三井寺をテーマにした初めての写真コンテストが来年実施される。主催する同寺の前田泰道副住職は「境内から望む和歌浦や夕日はすばらしいですが、景色の名所という風にはなかなかなっておりません。コンテストを機にこの景色を見に来てくださる方が増えれば」と期待する。

 テーマは「紀三井寺を感じられる写真」。名草山の中腹にある寺からの景色のほか、境内で撮った写真も可だ。同市三葛の洋画家で、コンテスト実行委員を務める中尾安希さんは「新年の初詣、2月の節分、もちまきを行う初午、そして3月下旬からの桜と、写真になる風景には事欠きません。県内外の方に応募してほしい」とにっこり。

 1位に当たる「あっぱれ!!紀三井(君)が一番で賞」1点に3万円、2位の「西国札所は二番で賞」2点に1万円、その他の入賞者数人に3000円を贈る。作品はA4サイズ(縦、横いずれも可)にプリントし、〒641・0012和歌山市紀三井寺1201、紀三井寺内「撮ったよ私の紀三井寺フォトコンテスト」係へ。来年4月30日必着。結果は5月初旬に発表し、作品は同寺境内に展示する。同寺(073・444・1002)。

写真=境内から望む和歌浦湾

 

ぶらくり丁

 和歌山市中央商店街連合会はぶらくり丁6商店街を中心に、商店街界わいで撮影した作品を募る「ぶらくりのクリスマスフォトコンテスト」を実施。クリスマス、師走の風景、レトロなたたずまいなど、撮影者が感じた街の魅力をとらえた写真を募集している。

 一般、ジュニア(小中学生のみ)の2部門あり、サイズは4つ切(ワイド4つ切不可)。カラー、モノクロいずれでも可。1人3点までで、12月1日以降に撮影したものに限る。応募は、部門、氏名、住所、連絡先、写真タイトルを書いた紙を作品ごとに1点添付し、〒640・8026和歌山市中ノ店南ノ丁25、和歌山市中央商店街連合会事務所「ぶらくりのクリスマスフォトコンテスト」係へ。1月16日必着。

 発表は2月1日以降に受賞者に通知。一般部門は最優秀賞が賞金2万円と熊野牛1万円分、優秀賞が賞金1万円と熊野牛、特別賞が熊野牛のみ、ぶらくり賞が商品券。ジュニア部門は5作品に優秀賞として図書カード2000円分を贈る。事務所(073・423・6912)。

(ニュース和歌山2015年12月19日号掲載)