和歌山市は、生活習慣病予防のための特定健診の受診を呼びかけている。
特定健診は、同市国民健康保険に加入している40〜74歳が対象(昨年4月1日現在)。無料で、心電図、血圧検査、尿の検査などが受けられる。2013年度の和歌山市の特定健診結果によると、受けている35・7%のうちでも、約6割が高血圧や高血糖、脂質異常で受診が必要な状況だった。市国保年金課は「糖尿などの生活習慣病は早期に気づくことが大切。健診を受けていない方が心配」。
対象者には昨年5月に特定健康診査受診券を送付済み。希望者は病院で予約し受診する。期限は1月30日まで。受診券を紛失した場合は再発行できる。
同課は「忙しいからと後回しにすると、気づかないうちに生活習慣病が進み、深刻な病気を引き起こす可能性がある。元気で働くためにも健診を受けて」としている。同課(073・435・1215)。
(ニュース和歌山2016年1月16日号掲載)