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 国内外に和歌山県の名声を広めた人や動物のレリーフを展示し、その功績をたたえる「和歌山殿堂」が和歌山市西高松の県立図書館2階に設置された。2月16日に除幕式が行われ、第1号に殿堂入りした、たま名誉永久駅長のブロンズ製レリーフが披露された。

 2007年に貴志駅駅長に就任して以降、愛くるしい姿で国内外から客を招き、貴志川線の発展と県の観光客増に貢献したたま駅長。昨年死に、その功績を未来に残していこうと仁坂吉伸知事が殿堂の設置を提案した。小嶋光信社長は「『素晴らしい賞をもらって恥ずかしいけれどうれしいにゃん』と前足で顔を隠しながら言っている」とたま駅長の声を代弁し喜びを語っていた。

(ニュース和歌山2016年2月20日号掲載)