3月27日(日)に和歌山市鷺ノ森の鷺森別院で開かれる「孫市まつり」。12回目を迎えるまつりの目玉である野外劇への出演者を募集している。
孫市まつりは戦国時代の鉄砲大将、雑賀孫市で和歌山を盛り上げるのが目的。孫市と織田信長の戦いを描いた野外劇を毎回開いており、過去にはリー村山さん、KAZさんといったプロの役者を招き、本格的な立ち回りを披露した。
今回は、孫市役に時代劇の普及に努める俳優の榎木孝明さん、敵方の織田信長に数々の時代劇に出演している西村匡生さんを迎える。野外劇の参加者は、和歌山城から出発して市中心部を練り歩き、南海和歌山市駅を経由して鷺森別院へ。そこで雑賀方、織田方に分かれて劇に出演する。
演出は東映太秦映像の中野広之監督。『鬼神剣サキ』など時代劇の脚本と監督を手がける中野監督が事前に2回、参加者を指導し、本番にのぞむ。中野監督は「刀の抜き方、走り方、切られ方などを教えます。一線で活躍する役者さんと実際に触れ合える機会。ぜひ参加し、一緒にまつりを盛り上げてほしい」と呼びかける。
中学生以上の男女対象。無料。希望者は岡村さん(073・453・2226)。3月10日締め切り。
写真=戦国時代劇を熱演する
(ニュース和歌山2016年2月24日号掲載)