眠い目をこすり、1日のスタートを切る朝に飲む1杯を尋ねたところ、1位はコーヒーでした。「あたりに立ちこめる良い香りが1日の元気をくれる」(66歳女性)、「目が覚め、『きょうも1日頑張るぞー』という気になる」(50歳女性)と、活力が出るよう。
2位は牛乳。「小学生からの習慣」(41歳男性)と長年飲み続けている人のほか、「きなこ入りでお通じがよくなった」(63歳女性)、「青汁牛乳。おいしいし、健康にいいから」(35歳女性)と飲み方をアレンジする人もいました。
健康を気遣う声が大半だった白湯は3位に。「便秘がちなのでお腹にやさしいかなと」(68歳女性)、「気持ちが落ち着き、胃にもよい」(80歳女性)と理由を挙げます。
4〜8位はわずかな票差でした。日本茶は「朝ごはんが米食なので」(38歳男性)という和食派に人気。目を引いたのは「夜勤明けのビール。朝の6時に飲んで寝るのにはまっています」(50歳女性)。眠気を誘うにはよさそうですね。
紀の川市食育推進会議の三國和美会長…最初の1杯は睡眠中に汗で失った水分の補給が大切なので、利尿作用があるカフェインを含んだコーヒーは、食後が望ましいですね。基礎代謝を上げる白湯は45〜50度をゆっくり飲んで。
(ニュース和歌山2016年2月24日号掲載)