初めまして、今月からこのコーナーを担当するマイクこと、白方淳也です。えっ？ 何でマイクかって？ それには深い理由がありまして…。
出身は愛媛県松山市。サッカーで国体選手に選ばれたこともある父の影響で、気がつけばボールをけっていました。進学した関西大学、サッカー部での最初の遠征。バスの中で自己紹介があり、そこで事件は起こりました。順番にマイクが回ってきたのですが、僕の時だけなぜだか雑音がガンガン入り、何をしゃべっても聞こえない。僕の前の人も、後の人も全く問題なかったんですが…。結局、名前すら伝えられず、先輩に「お前は〝マイク〟だ」と…。
そんな理由でついたニックネーム、実は結構気に入っています。試合の際、客席から気軽に声をかけてもらえますし、今、アルテリーヴォのサッカースクール有田校で指導もしていますが、子どもたちには「マイクコーチ！」と覚えてもらいやすいんです。
ただ、ちょっとどうかなと思うのが、試合を見に来てくれた両親が「いつも息子がお世話になっています。マイクの父（or母）です」ってあいさつしていること…。そこは「白方の父です」「淳也の母です」でしょう！（笑）
アルテリーヴォに入って３年目、今年から主将を任され、背番号が８から10に変わりました。サッカーのエースナンバーである10番を背負い、キャプテンマークを巻いていれば、試合の際には目立ちます。今は良い意味でプレッシャーを感じています。
最後になりましたが、アルテリーヴォを運営するＮＰＯ法人和歌山からＪリーグチームをつくる会の板倉徹理事長が２月25日、他界されました。理事長には「君のプレーは精度が高い」とよくおほめの言葉をかけていただきました。ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）昇格を昨年のうちに決められなかったのが改めて悔やまれますが、理事長の思いを胸に今年１年間戦い、年末、必ず最高の報告をしたいと思います。 （第１土曜掲載）
写真＝今年から背番号10を背負います！
（ニュース和歌山2016年3月5日号掲載）
