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 タクシー乗務員のおもてなし力を向上させようと相互タクシー(和歌山市松島)は2月16日、ドライバー向けの観光研修会を開いた。同社は「昨年の高野山開創1200年や国体を一過性に終わらせないようレベルアップを図りたい」と話している。

 乗務員が案内する貸し切り観光ハイヤーを運行する同社。研修会を年に2回行い、県内の主要観光地で語り部から講習を受けるなど案内する力を磨いている。今回は、観光ハイヤーの乗務員やこれから乗る乗務員18人が参加した。

 同市観光協会の松浦光次郎さんと和歌山城内を歩き、各スポットで乗務員が案内を実演。松浦さんの熱心なアドバイスに真剣に耳を傾けていた。同社は「和歌山市内から始め、最終的には県内各地を案内できるよう力を上げたい」と描いている。

写真=お城の歴史や特徴を学んだ