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 4月はもうすぐそこ、桜の季節です。読者に好きな桜ソングを尋ねたところ、1位は4分の1近い票を獲得した福山雅治の『桜坂』でした。内訳を見ると、投票した53人中、8割以上の44人が女性でした。「結婚しても素敵!」(41歳女性)、「歌詞が好きで、福山さんが歌っているから余計好き」(53歳女性)。〝福山ロス〟などどこ吹く風です。

 2位の森山直太朗『さくら』を挙げた53歳女性は「長男が高3の卒業時に流行し、歌っていた。4月から一人暮らしを始める息子の旅立ちを喜ぶ反面、寂しさを感じたのを思い出す」。4位のコブクロ『桜』が一押しの51歳女性は「息子が小6の時のヒット曲。息子もこの春から社会人、かわいかったころが懐かしい」。桜ソングは子どもの成長を思い出させてくれるようです。

 紀の川市のシンガー、TONPEIさん…納得の結果。個人的にはハーモニーがすばらしいコブクロ、そして森山さん、あと河口恭吾さんの曲が好きですね。3位の童謡『さくらさくら』のように、昔から歌われている曲は改めて見ると詩がすばらしいことが多い。最近の流行歌もいいですが、皆さんもぜひ歌い継がれている曲を聞き、そして実際に歌ってもらいたいですね。

(ニュース和歌山2016年3月23日号掲載)