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 和歌浦の干潟を研究し、潮干狩り復活に向けて「あさり姫プロジェクト」に取り組む和歌浦小学校3年生がニュース和歌山とコラボレーションし、干潟の現状を新聞にまとめた「ニュース和歌浦小」を作成。和歌浦漁港のおっとっと広場1階に展示している(写真)。

 あさり姫プロジェクトは、県環境学習アドバイザーの平井研さんが主宰する市民団体「海辺の教室」と和歌浦漁協が連携し、昨年春から1年かけて子どもたちと干潟の観察会や、あさりを守る装置づくりなどを行ってきた。

 新聞づくりは2月、本紙記者が出向き、直接指導。それぞれが一番伝えたいことを書いたメーン記事には「いざ和歌浦干潟へ」「あさりを守れ」「ハクセンシオマネキに出会ったよ」と思いを込めた見出しが並ぶ。このほか、驚いたことをベスト3で表したランキング、あさりを守る装置「なよ竹部屋」の解説と、見どころ満載だ。

 終了時期未定。おっとっと広場は土日祝の午前10時〜午後2時。

(ニュース和歌山2016年3月26日号掲載)