2016070603_tsuri1 えっ、エサに食いつく魚が見られる釣り竿(ざお)!? マリーナシティの海釣り公園が導入する竿「ビッグキャッチ」が注目されている。釣り糸の先に小型水中カメラが付いており、手元の画面でカメラが撮影する動画を確認できる。同公園を運営する喜栄丸水産の芝克也代表は「海洋釣り堀と、防波堤から海釣りできる釣り公園で使えます。魚の種類が多彩な和歌山の海の豊かさを感じとって」と笑顔を見せる。

 2年前の導入以来、「海の中が見られる」と話題になり、1ヵ月に約15人が利用する。この竿が使える釣り堀は全国でマリーナシティだけ。仕掛けのすぐ上にカメラがあり、カラー映像が手元のモニターに送られる。開発したLIGHTの溝川弘巳代表は「太刀魚がものすごい速さでかぶりついたり、ヒラメがエサを少しずつゆっくりと食べたり。どんな魚がどのエサを好きなのか分かり、釣りが初めてのお子さんや女性にもとても喜ばれています」。

 1日1本レンタルで3000円。入場料別。海釣り公園(073・448・0020)。2016070603_tsuri2

(ニュース和歌山2016年7月6日号掲載)