まなぶ この間、学校の図書室で『大空へかけた夢 山田猪三郎物語』という本を読んだよ。
まなぶ あれ、お父さん、知らないの? 和歌山市出身の人だよ。
お父さん えっ? うーんと…。
まなぶ 日本人で初めて飛行船を造ったすごい人だよ。1910年に東京の空に大きな飛行船を飛ばし、多くの人を驚かせたんだ。
お父さん 思い出した! 空で活躍した人が選ばれる世界の殿堂に入ったと新聞に載ってた人だ。1913年に亡くなり、1929年に和歌浦に石碑が建てられたそうだね。7月16日(土)午後1時半から和歌山市本町のフォルテワジマで、猪三郎のひ孫で気球製作所社長の豊間清さんらを招いての記念講演会があるそうだよ。
まなぶ 僕も猪三郎と同じ発明家を目指すんだ。一緒に話を聞きに行こうよ!
写真=猪三郎が造った飛行船
(ニュース和歌山7月13日号掲載)