子どもたちが宿題を早めに仕上げるお手伝いをと、和歌山市湊本町の市民図書館が児童室に「夏休み宿題お助けコーナー」を開設。自由研究や工作、読書感想文に役立つ約４００冊をまとめて展示している。
開館当初から、夏休みに合わせて宿題に役立つ本を紹介してきたが、今回初めて「自由研究のまとめかた」「図書館のつかいかた」「作文の書き方」「どの本をよもうかな？」のテーマを設け、関係する本を設置した。
例えば、『名作読書きっかけ大図鑑』『つぎ、なにをよむ？』で本に親しむ機会を提供し、紙芝居『図書館へようこそ！』で利用法や館内のマナーを解説する。『かがくが好きになる絵本１００』『算数がたのしくなるおはなし』『書き出しは誘惑する』など、教科への興味を呼び起こす本を並べた。
同館は「夏休みは普段、図書館に来ない子が来る。表紙を見せて展示することで目を引き、本を手に取ってもらえるようにと考えています」。
（2016年7月16日号掲載）
