ぶらくり丁で場外馬券売り場「DASH和歌山」を運営するキャンターが7月13日、和歌山市本町地区連合自治会へ防災ラジオ36台を寄贈した(写真)。長田邦夫社長は「熊本地震や豪雨と災害が続き、和歌山では南海トラフ地震の発生が懸念されている。地域の防災力を高める一助に」と話していた。

160723_radio 地震や津波の発生、警報発令など同市の防災無線と同じ内容を放送する緊急告知FMラジオ。緊急・災害情報があれば自動的に電源が入り、最大音量で情報が流れる。

 本町地区36自治会の会長宅に設置。野間良美副会長は「防災無線が反響して聞きづらい場所もある。このラジオでいち早く情報をキャッチし、住民の安全を守れるようにしたい」と喜んでいた。

(ニュース和歌山7月23日号掲載)