『おばけのいちにち』 作・長 新太(偕成社)
夏はおばけの季節。ただいま和歌山市民図書館では妖怪の本を展示中。天井から吊るした妖怪・一反木綿のディスプレイがみなさんを迎えます。
とにかく子ども達はおばけが大好き。でもね、うんと怖いのはだめで、ちょっと怖いのがいいんだって。このあたりの怖さ加減、年齢でずいぶん差があるようです。小さい子には、怖さ少なめのこんな絵本、いかがでしょう? この絵本のおばけ、どういうわけか緑色をしています。
明るい間、おばけは何をしているでしょう? だれも知らない昼間のおばけをそっとのぞいてみましょう。おや、おばけがパンツを洗濯しています。おばけのパンツってどんなかな? それは読んでのお楽しみ!
和歌山市民図書館司書 額田美那子
(ニュース和歌山2016年8月24日号掲載)