提案者:平田 元三(76歳・無職)
早朝の午前4時から毎朝、近所周辺を約1時間、妻とウォーキングしています。体力づくりにと妻は20年前、私は8年前に始めました。最近の健康ブームで、ウォーキングを早朝、夜間にする人が増えています。ただ、暗闇でのこれらは、歩行者もルールを守らないと、自転車や自動車との衝突事故など大変な危険を伴います。
そこで私は、ウォーキングをする人に自分の身を自分で守る対策をする法案を提案します。まずは、明るい色、できれば白色の服装にしましょう。上下黒色のジャージやスポーツウェアを着ている人が非常に多いです。これでは自動車や自転車の運転手が全く見ることができず、衝突事故を起こします。周囲の歩行者からは、暗闇に真っ黒の服装だと暴漢でないかと警戒されてしまいます。
また、反射テープの着いたタスキや裾バンドをするのも有効ですが、懐中電灯を持ってください。反射テープは車のライトが当たらないと光らないため、遠くからでは見ることができません。極力明るい光の出る懐中電灯にしてください。暴漢も顔を照らされると近づくことができません。笛を首からつり下げ、携帯電話を手元に持ちましょう。防犯ベルはポケットに入れることが多く、慌てたら使えませんが、笛ならすぐに吹け、危険を知らせることができます。
また、右側通行をご存知ですか? 道路交通法では車は左側通行、歩行者は基本、右側通行です。これもルールを知らず左側を歩く人が非常に多いです。歩行者と自動車の交通事故では、車が前方不注意で過失負担が大きくなりますが、黒い服を着たり、交通ルールを守らない場合は、歩行者にも責任があると思います。ウォーキングする人はこのような保身のマナーを身につけ、自分の身を守ってください。「和歌山でも事故は起こりうる」。なるほどと思う人は、やれることから始めましょう。
「おはよう」「こんばんは」の気持ちよいあいさつもお忘れなく…。
この法案にご意見を
「賛成・反対・どちらでもない」のご意見とその理由、氏名、年齢、職業、住所、電話番号を書いてお寄せください(匿名希望の場合、その旨も)。次号以降掲載します。抽選で毎月3人に1000円分のクオカードを贈ります。 なお、皆さんからの「和歌山よくする法案」も募集中です。
【応募先】 編集部「よくする法案」係 郵送=〒640・8570ニュース和歌山 FAX=073・431・0498 メール=nwtoko@nwn.co.jp
法案への読者の声
1月17日号掲載「自治会に地域防災リーダーを」
安全と安心な街づくりのために、率先して防災活動に取り組む地域防災リーダーを、自治会ごとに一人以上配置することを提案します。 (元和歌山民間救援隊・松井駿介)
◎私は元自衛官であるが、この法案に共感した。災害はいつ何時起きるか分からない。将来起きうることだからこそ、災害に対する知識や技能は持つべき。全てを防ぐことは難しいが、最小限に抑えることは十分可能。そのためにも、防災の知識や技能を持つ人材が一人でも多くいることは、精神的にも大変心強いものになるだろう。(契約社員 川﨑健太・32歳)
◎災害時においては、自助、共助で多数の人々が救助されている。この事実から判断して、この法案に賛成。(無職 中谷侃司・68歳)
◎自治会では、地域により、検討材料を探している場合もある。仕事のある人はなかなか難しいのが現状だろうが、定年後の人など防災リーダーとして活躍してくれる人材は隠れているもの。日本のつながりの強さを自治会の組織の中に生かして、災害に負けない地域作りを目指したい。(会社員 匿名・38歳)
1月10日号掲載 「年1回の運動会を全ての組織に」
◎運動会があれば、職場の活性化や世代間の交流にもなり良いと思うが、参加する人がいるのか。職場は職場と割り切り、交流を持ちたくない人たちが多く見受けられる。誰かに言われたからやる、ではいけない。皆が夢中になって取り組んでこそ、本当の団結力につながる。(アルバイト 匿名・30歳)
◎若手とベテランが一丸となって取り組む運動会は有効かもしれないが、結局は社内旅行や飲み会と同じで、それらを通じて悩みを克服していく若手と、それ自体を苦に感じる若手に分かれるだけでは。社内旅行や飲み会を楽しみと言う人を、私は聞いたことがない。(主婦 匿名・30歳)
1月3日号掲載 「和歌山人の弱点の ジェラシー克服を」
◎和歌山が本当に良いところだと思えたら、自然と心から誇れると思う。和歌山の素晴らしさを様々な機関で、そして世代間で伝えていけば誇りを持てるようになり、ジェラシーもなくせるのでは。(主婦 大岩江美子・67歳)
(ニュース和歌山2015年1月24日号掲載)