会社を立ち上げた女性を支援しようと2日、近畿経済産業局が和歌山で初めて、「女性起業家のための商標・意匠と〝強み〟活用講座」を県民文化会館で開いた(写真)。
まず、弁理士の松井宏記さんが「会社名やブランド、デザインを登録すれば守ることができる。逆に、登録しないと、長年使っている名前を使えなくなることもある」と説明。続いて、先輩起業家の三根早苗さんが「同じような事業内容だと、似た名前になることが多い」と注意を促した。
Tシャツ店を経営し、今後は、戦国グッズの販売に力を入れようと考える折原美樹さんは「Tシャツのロゴマークなど、商標を登録しておかないと、トラブルを招きかねないと分かりました」。
(2016年11月9日号掲載)