18歳以上対象の「大人の夜の水族館」が12月23日(金)、海南市船尾の県立自然博物館で行われる。午後8時からで、普段見られない夜の生物を観察できる。竹中利明学芸員は「クリスマス直前に、ほの暗い幻想的な雰囲気の世界を楽しんで」と呼びかけている。
昨年初めて開催し、「夜の館内がのぞける」と人気だった企画。23日は、学芸員が館内を案内し、大水槽の裏側を探検するバックヤードツアーや生態のクイズがある。竹中学芸員は「砂に潜るチンアナゴ、微動だにせず横たわって眠るベラ、夜にエサをほしがる夜行性のウツボなどが見どころ」と話す。
定員30人。入館料470円、65歳以上は無料。希望者は往復ハガキに「大人の夜の水族館」、参加者の住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を書き、〒642・0001海南市船尾370─1、県立自然博物館「大人の夜の水族館」係へ。県HP(https://s-kantan.com/pref-wakayama
-u)からも可。9日必着。応募多数の場合抽選。同館(073・483・1777)。
写真=夜は活発なトラウツボ
(ニュース和歌山2016年11月19日号掲載)