スタンプラリーi巡礼帖
近畿圏の観音信仰霊場である西国三十三所について、巡礼ガイドを閲覧し、スタンプラリーを楽しめるスマートフォン向けアプリ「i巡礼帖」の配信を1日、和歌山市中ノ店南ノ丁のアークスアプリ研究所が始めた。
三十三所と番外三寺の地図、本尊、開基などを紹介する。寺の詳細ページから位置情報サービスを使ってチェックインすると、観音のスタンプが押される仕組み。巡拝一覧ページには、巡拝回数と最後に訪れた日時を表示し、現在地から各寺へのルート、所要時間、周辺の宿泊場所、温泉といった情報も提供する。
植村恒好社長は「三十三所のうち青岸渡寺、紀三井寺、粉河寺の3寺は県民としての誇り。i巡礼帖で全国から和歌山に人を呼び寄せたい」と願いを込める。
チェックイン8ヵ所まで無料。9ヵ所目以降は500円必要だが、寺の説明などは無料で読める。現在はアンドロイド版のみで、iPhone版は後日配信予定。同社(073・435・5651)。
(2016年12月10日号掲載)