家の妖怪 出没地域:和歌山市 怖さ:1
歳のころなら5〜6歳の幼児の姿で、家に座敷わらしが住むとその家は栄え、出て行くと衰退するといわれる。子供が遊んでいると突然現れたりもするが、その姿は子供には見えても大人には見えないらしい。主に東北地方に伝わる妖怪だが、落語家の桂枝曾丸師匠は和歌山市内の某旅館で座敷わらしに遭遇したという。姿こそ見えないものの、一晩中、枕元を小さな子供が走り回っていたそうだ。おかげで一睡もできなかったが、ひとつもいやな気持ちがしなかったという。
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妖怪をこよなく愛する和歌山市の漫画家、マエオカテツヤさんが毎週土曜日、妖しの世界に誘います。
(ニュース和歌山2017年1月21日更新)