『おかしなゆき ふしぎなこおり』 写真・文 片平 孝(ポプラ社)
この冬は和歌山でも雪が積もりました。大人は難儀でしたが、子どもたちは大喜び。雪合戦に雪だるま。雪に寝っころがって人型をつけてる子もいました。雪が降ったので、今回は雪の写真絵本を。
表紙のおうち、雪の帽子をかぶっていますよ。すごいですね! こんな風景、和歌山ではお目にかかれません。いえいえ、合成写真じゃありません。大きなロールケーキの雪、ゴジラみたいな樹氷、氷のシャンデリア。ふしぎだね。どうしてこんな形になるんだろう? その仕組みもやさしい言葉で書かれています。
雪や氷は、水が姿を変えたもの。冷たい空気と水がつくるふしぎな世界をのぞいてみてください。
(和歌山市民図書館司書 額田美那子)
(ニュース和歌山より。2017年2月8日更新)