和歌山市手平の和歌山県男女共同参画センター、りぃぶる図書室が3月18日(土)に読書会を開く。1月から行っている貸し本の福袋「ラッキーBOOKキャンペーン」で出合った好きな本を利用者が紹介し合う初の試みだ。

 子育てや健康、女流作家のエッセーと女性向けの本を中心に1万200冊を所蔵。2015年に始めた福袋は、スタッフがおすすめの本を選び、大人向けの袋にはエッセーや実用書、漫画か絵本などジャンルの異なる3冊、子ども向けは年代別に分け、絵本3冊を入れる。「普段手に取らない本で新鮮」と好評で、今年は2月15日までに118人が利用している。また、今年から貸しDVDの福袋も始めた。

 読書会は、利用者同士で感想を共有することで読書の幅を広げてもらおうと企画。本の福袋で出合った好きな1冊の感想やおすすめポイントを1人約10分で紹介する。同センターの山﨑奈美さんは「絵本や漫画とジャンルは問いません。本好きで集まり情報交換することで、新たな出合いや楽しみにつなげて」と語る。

 午前10時。先着10人。一時保育有り。希望者は同センター(073・435・5245)。福袋は3月19日(日)まで。

(ニュース和歌山より。2017年2月22日更新)