メジャーデビューを目指し、東京で音楽活動に励む和歌山市出身の井野利治さんが、初アルバム『Twenty』を5月8日に発売した。「アルバム名には、20歳の自分がシンガーソングライターとしてのスタートラインに立ったという意味を込めました」と笑顔を見せる。

 キャッチーなメロディーとストレートな言葉で、親しみあふれる歌を届ける井野さん。和歌山商業高校を卒業後、上京し、都内でライブを重ねている。

 アルバムには、聴いた人にエールを届けたい反面、一人上京し、不安で時だけが過ぎていく自分を描いた『残像』、紀三井寺駅、浪早ビーチを思い、故郷和歌山を懐かしむ『ナウ・アンド・フォーエバー』、和歌山の親友に、離れていても互いに頑張ろうと呼びかける『クロース・トゥ・ユー〜離れてても』など11曲を収録。「背中をそっと押して、頑張る気持ちを応援できたら」と願う。ジャケット撮影や歌詞カード作成は全て自ら手がけた。

 2500円。井野さん(toshiharuino@gmail.com)。発売記念ライブを6月17日(土)午後1時、同市北新のオールドタイムで開く。同市出身の西出和真さんと共演。2000円、当日2500円。

写真=「頑張る気持ちを応援したい」と話す井野さん

(ニュース和歌山より。2017年5月24日更新)