和歌山商工会議所は8月23日、和歌山市西汀丁の同会議所で「新商品・新サービス合同発表会」を開催。6回目の今年は、米店、花店、模型メーカーなど12社が、自慢の商品をPRした。

 和歌山市中島の洋菓子店、ル・パティシエミキは、紀州うめたまごとみかんはちみつを使ったバターケーキ「和歌山のべっぴんさん」を紹介し、「みかんの香りで和歌山を思い起こし、他府県から足を運んでほしい」と強調した。

 同市築港の浅川組運輸は、災害時に避難所で使う組み立て式段ボールベッド「イスdeベッド」を発表。「パイプいすで簡単に作れる。開いて立てかければパーテーションとしても利用することが可能」とアピールした。

 発表会では、スーパーや金融機関、行政関係者が耳を傾けた。同会議所の野田寛芳専務理事は「自社商品の特徴を伝えることで、販路開拓につながれば」と力を込めた。

写真=地元産品を使った菓子も

(ニュース和歌山/2017年9月2日更新)