ぶらくり丁 初夢枕絵配布

 良い初夢を見て、良い年に──。中ぶらくり丁商店街は縁起物の枕絵を12月1日(金)〜1月2日(火)、来街者にプレゼントする。5回目となる今年は、ぶらくり丁、北ぶらくり丁の両商店街とフォルテワジマが加わり、福をさらに多くの人に広める。

 枕絵は、宝船に乗る七福神と、来年の干支いぬを、ニュース和歌山で『妖怪大図鑑』を連載する漫画家のマエオカテツヤさんが描き、どちらから読んでも同じ和歌になる回文を入れたもの。1月1日か2日の夜に、和歌を3回唱えるか、絵に書き、枕の下に敷いて眠ると縁起の良い夢が見られるとされる。

 中ぶらくり丁の川﨑博史理事長は「江戸時代からの習わしを伝えると共に、お客さんの健康を祈るため、午(うま)年から始めました。中には、『良いことがあったので、今年もほしい』と取りに来る人もいます」。今年から参加するぶらくり丁の和田眞理事長は「やわらかい絵で気分が和らぎます。正月からホッコリして、1年を幸せに過ごしてください」と願っている。

 A4サイズで、3500枚製作。商店街協賛店で無料配布。先着順。

写真=「七福神の絵で良い年に」と川﨑理事長

(ニュース和歌山/2017年11月22日更新)