和歌山県交通安全協会は3月8日、4月に小学校へ入学する児童に黄色いランドセルカバーを贈った。

 安全に通学できるよう、1960年から実施。今年は県内の新入生7803人に配る。破れやすいビニール製からナイロン布製に変更。幅を5㍉ほど大きくし、絵柄も同協会のマスコットから、旗を持って横断歩道を渡るパンダに変えた。

 贈呈式では、新1年生6人の真新しいランドセルに大桑堉嗣会長らがカバーを取り付け、警察官が交通ルールを教えた。南陽太(ひなた)くんは「歌に乗せ、横断歩道を手を挙げて渡るのが楽しかった。カバーを付け、ルールを守って通学します」と笑顔を見せた。

(ニュース和歌山/2018年3月17日更新)