紀の川市 フルーツライフスクール
紀の川市の魅力を学び、まちづくりの担い手となる人材を育てる「フルーツライフスクール」が6月2日(土)に開校する。企画した市観光振興課の瀧本尋紀さんは「農家や会社員、学生ら様々な仲間との出会いを通じ、何かが生まれる機会になれば。みずみずしく実りある人生=フルーツライフを目指しませんか」と呼びかけている。
名産の果物によるまちおこしに力を入れる同市。スクールは、市全域の歴史文化、産業、名物といったまちづくりに必要な基礎情報を知り、愛着を持ってもらうことと、異業種交流によって6次産業化や商品開発などにつながる場をと企画した。
これまで同市が取り組むフルーツツーリズムを助言してきたゆとり研究所(東京)の野口智子さんをコーディネーターに、大学教授ら専門家による講座とワークショップを実施。3回に分けてまちを歩き、名所を巡りながら地元の果物や加工品を味わう。
初回は塾長を務める中村愼司市長が市政を語り、7月は近畿大学生物理工学部の仁藤伸昌地域交流センター長、8月は和歌山大学経済学部の大澤健教授が登壇。最終回は参加者がまちづくりのアイデアをまとめる。
6月〜来年2月の土日で全12回。1万円。15歳以上対象で、紀の川市以外の人も可。申し込みは同市HPからダウンロードできる所定用紙で。5月18日締め切り。同課(0736・77・0843)。
(ニュース和歌山/2018年5月12日更新)