バーマスターやマジシャン、ヨガ講師、医師ら多彩な分野で活動する人の声を聞く「未来フェスわかやま」が9月9日(日)午前10時、和歌山市十二番丁のルイーダで開かれる。主催する未来サントラ研究所の上田茜さんは「本業を持ちながら別のキャリアを築く〝パラレルキャリア〟が増えている。経験豊かな人と出会い、働き方、生き方のヒントにして」と呼びかける。
多彩な12人語る未来フェス
同研究所は、和歌山での働き方、暮らし方の将来を考えようと、母親の社会参画を後押しするNPO代表の上田さん、障害者福祉のコンサルティングを行う澤田淳さんら20、30代の9人で昨年末に発足。地域で活動する人が未来を語り合う祭典として2013年に京都で始まり、各地に広まる未来フェスを企画した。
第1部は、未来フェス発起人で音楽雑誌『ロッキング・オン』創刊者、橘川幸夫さんの講演。午後0時半からの第2部は、同研究所が選んだ12人のプレゼンテーション大会。ブルース好きが集まるホーボーズ・バーを営むHOBOぬき名さん、英語の発音検定を開発した菅沼直子さん、上富田町でくちくまの熱中小学校の運営に携わる佐多圭一郎さんらが15分間、思いをぶつける。
澤田さんは「地域の人がつながるプラットホームにしたい。様々な取り組みや経験を聞き、広い意味でまちづくりの一員としての意識を持ってもらえれば」と話している。
1部1800円(当日2000円)、2部500円。希望者は同フェス和歌山HP。同研究所(mirasan.w@gmail.com)。
写真=「いろんな人と出会える場に」と主催者
(ニュース和歌山/2018年8月25日更新)