和歌山市に住むミャンマー人女性、小川ニンパントンさん(写真)が英語と日本語で子育てを応援するサークル「ファンタイム」を10月6日に立ち上げた。同市手平のビッグ愛で毎週活動。「色んな国のママとかかわり、一緒に育児を楽しみたい」と笑顔を見せる。

ミャンマー人 ニンパントンさん立ち上げ

 ミャンマーで日本語と英語の通訳ガイドを10年間したニンパントンさんは同市出身の夫と結婚し、2015年に和歌山へ。2歳の長男を育てながら、和歌山県国際交流センターのボランティア活動や通訳、翻訳業に携わる。

 サークルはグローバルな環境で子育てできる場をと始めた。12日は日本人の親子4組が参加。ミャンマーの子ども向け英語カードや携帯アプリで遊び、母親同士が英語で日本とミャンマーの育児方法の違いなどを語り合った。

 3歳の娘と参加した川原真理さんは「外国の方とふれ合い、異文化を自然と受け入れられる子に育てば」とにっこり。ニンパントンさんは「親子で行けるちょっとした遊び場を探している人や、和歌山にいる外国出身の家族も気軽に参加して」と呼びかけている。

 次回は26日(金)午後1時~4時。100円。申し込み不要。ニンパントンさん(Studyenglish567@gmail.com)。

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 ニンパントンさんらが外国の子育てについて話すセミナー「あるある、ないない子育て文化」が10月21日(日)午後1時半、ビッグ愛8階で開かれる。無料。希望者は県国際交流センター(073・435・5240)。先着25人。

(ニュース和歌山/2018年10月20日更新)