和歌山を歌った新たなご当地ソングを公募し、審査で選んだ新人シンガーが歌う「わかやまソングコンテスト&シンガー発掘オーディション」の受賞者が決定した。音楽関係者でつくるわかやま歌の力の会が主催。1月20日(日)に4曲入りのCDを発売し、お披露目となるコンサートを和歌山県民文化会館小ホールで開く。
CDとお披露目コンサート
応募があった楽曲部門19曲、作詞部門20曲から、みさと天文台を舞台にした岩出市のChiyoさん、上保徹志さんの『星の動物園に行こう』ほか3曲が優秀賞に輝いた。昨秋にオーディションを県内5ヵ所で開き、のべ34人が参加。和歌山市消防音楽隊所属の鎌田優美さん(写真)ら3人を選んだ。
岩橋和廣事務局長は「東京や大阪の人、プロ、高校生からも応募がありました。長く歌い継がれ、和歌山が歌の力で活性化すれば」と期待する。
20日は「地方創生!歌謡コンサート」と題し、午後2時スタート。1部は受賞作4曲を新人が歌い、観客の投票でグランプリを決める。2部は県内を拠点に活躍するベテラン10組が松崎しげる『忘れじの紀の川』、森光子『有田川』はじめ10曲を熱唱。3部は会場全員でおなじみのCMソングなどを歌う。
2000円、当日2500円。CDは1000円。同会(073・457・1011)。
(ニュース和歌山/2019年1月5日更新)