「腕を前から上に、のびのびと背伸びの運動から」。NHKのラジオ体操指導者、多胡肇さんが1月25日、和歌山市中之島の中之島小学校を訪れ、2~4年生131人に正しいラジオ体操の仕方を伝えた。
中之島小 番組出演者が伝授
13種類の動きがあるラジオ体操第一。テレビ番組でアシスタントを務める清水沙希さんが手本を見せ、多胡さんが足先から指先までの角度や息の吐き方などを解説した。「何のための動きか、身体のどこに効くかを理解するのが大切」と繰り返しアドバイスした。
この後、曲と多胡さんの晴れやかな掛け声に合わせて練習。全員がリズム良く、きびきびとした動きを見せていた。4年の中村和真くんは「最初の背伸びから最後の深呼吸まで具体的に教えてくれ、とても分かりやすかった」、岩井優和くんは「身体のどの部分を意識すれば良いか知れた。身体が柔らかくなった気がします」と喜んでいた。
写真=多胡さん(右)の動きに合わせて体操した
(ニュース和歌山/2019年2月2日更新)