和歌山の魅力を本で発信する紀州文化の会は、和歌山県内で活躍する男性100人をまとめた『あがらの和歌山~紀州の侍』を3月9日㊏に出版する。大江寛代表は「モーレツ社員の時代からうって変わり、家庭を大事にする現代の侍達の姿が見えます。和歌山の宝とも言える100人を知り、応援してもらいたい」と話す。
2007年から毎年1冊、発行する「あがらの和歌山」シリーズ第13弾。昨年と一昨年は、和歌山にゆかりある女性を紹介し、今回から3年間は男性にスポットを当てる。
レスリング五輪メダリストの湯元健一、進一兄弟はじめ、和歌山弁落語家の桂枝曾丸さん、農業総合研究所の及川智正社長ら、スポーツ、文化、会社経営など様々な分野で活躍する60歳以下を紹介。生まれ変わったらなりたいもの、休日の過ごし方など22の質問にそれぞれが答えている。また、人生の振り返りや今後の抱負をつづったメッセージ欄を設け、個性を引き立たせた。
B5判、433㌻。2480円。大江さん(0736・67・7892)。
写真=出版を喜ぶ紀州文化の会メンバー
(ニュース和歌山/2019年2月27日更新)