子どもから大人まで人気のいちご。紀の川市貴志川町神戸にある貴志川観光いちご狩り園ではまりひめ、さちのか、紅ほっぺがつくられています。特徴や見分け方を知って、食べ比べませんか? 育てる小日向(こひなた)浩さんに教わりました。

 毎年1月〜5月に国内外から約2万人が訪れるいちご狩り園。実がみずみずしい午前中がおすすめです。

 実と茎の間にあるヘタが反り返り、実の根元まで赤いものを選びましょう。中指と人差し指でヘタをはさみ、直角に曲げて引くと、きれいに取れます。ヘタを取って水洗いすると、ビタミンCが流れ出してしまい、味が水っぽくなるので、つけたまま洗いましょう。また実の中で一番甘いのは先の部分で、ヘタの方から口に入れると最後に甘さが残ります。氷水で冷やしながら食べると、甘みが増します。

 小日向さんは「タイミングによって食べられる種類は違いますが、肥料にこだわり、1年間かけて大事に育てたので、甘いですよ」と話します。

 

 《貴志川観光いちご狩り園》

 午前9時〜午後3時。時間無制限。小学生1000円、幼児700円、3歳未満無料、大人1500円。要予約。☎0736・64・7212。

 

クイズに挑戦

①まりひめの次に和歌山県で開発されたいちごの名前は?

 A 和の香 B 紀の香 C 姫の香

②紀の川市のキャラクター、紀の川ぷるぷる娘のいちごっぷるの趣味は?

 A ドライブ B 電車 C 散歩

③いちごの生産量が50年間連続で日本一なのは何県?

 A 茨城 B 和歌山 C 栃木

 

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いちごクイズ答え
①B=紀の香(まりひめと同じ甘さで、11月中旬から収穫できます)

②B=電車(和歌山電鐵貴志川線貴志駅がおすすめスポットです)

③C=栃木(全体の2割にあたる2万5000㌧を作っています)

(ニュース和歌山/2019年3月13日更新)