交通事故経験を元にした小説『「6」からの誕生日プレゼントは生命』を、和歌山市中之島の童話作家、太田甲子太郎(かしたろう)さんが5月1日に発行した。
66歳の誕生日だった6月30日の16時ごろ、信号が青になり、自転車をこぎ始めた次の瞬間、66歳の女性が運転する軽自動車にはねられた小鳥遊実(たかなしみのる)。手術は6時間かかり、全治6ヵ月、666号室に入院し──。
太田さんは「ノンフィクションとフィクションを合わせた作品。焦燥感や不安など自分自身のメンタルの部分を込めました」と話す。
A5判、100㌻、500円。宮脇書店ロイネット店、ぶらくり丁の番茶屋などで販売。太田さん(daminkutsu@gmail.com)。
(ニュース和歌山/2019年5月22日更新)