稲作について学ぶため、和歌山市園部の有功小学校で6月13日、5年生61人がバケツに稲の苗を植えた。
JAわかやまからヒノヒカリの苗、田植え用の土と肥料をもらい、1人ひとつのバケツに土、肥料、水を入れて混ぜた。子どもたちは「泥遊びみたい」「濡れた土の感触が気持ちいい」と大はしゃぎ。この後、バケツの中心に苗を植え、日当たりのいい中庭に並べた。
1組の松原望夢(みゆ)さんは「最初はどれだけ泥を混ぜればいいか分からなくて難しかったけど、だんだん楽しくなってきました」とうれしそう。2組の宗遼太くんは「家の田んぼでお米を作っているので、田植えをしたことがある。その時は足も田んぼに入れるから大変だったけど、今回はバケツだったので楽にできました」と笑顔を見せた。
今後は水やり、虫がついたら除去と世話をし、10月に収穫。精米し、みんなで食べる計画だ。
写真=バケツに土と肥料、水を混ぜて田植えした
(ニュース和歌山/2019年6月22日更新)