2年後に和歌山で開催される全国高校総合文化祭の出演者を募るため、関西吟詩文化協会の2人が6月21日、和歌山市秋月の日進中学校で詩吟を披露した(写真)。県吟詩連盟の松島南洲理事長は「地元開催の総文祭なので、ぜひ県内の学生に詩吟を詠ってもらいたい」と話している。
文化系クラブのインターハイとも呼ばれる総文祭には、吟詠に合わせて刀や扇子を持って舞う種目、吟詠剣詩舞がある。今回、その出演者を発掘するため訪問。同協会総師範の南方快聖さん、タレントで詩吟師範代の大河内美紗さんらが、生徒605人に『川中島』『富士山』などを披露した。
大河内さんは「詩吟に興味が湧いたら、県吟詩連盟が指導するので、一緒に頑張りましょう」とアピールしていた。
(ニュース和歌山/2019年7月10日更新)